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手のこと

いつからか握力を失った.不思議な話だ.子供の頃はピアノを弾いていたから40kgくらいはあったと思う,今や全く手に力が入らない.強く打ち付けたり,腱鞘炎を起こしたり,そういう事を繰り返していたら今のようになってしまった.強く握れないというよりも,どう力を入れたらいいのか忘れてしまったような感じだ.どうしたら耳を動かせるのか,よくわからないように,自分の手の使い方が解らない.リンゴや卵を潰せないとかそういった次元ではなく,じゃんけんでグーを作るのが困難なレベル.どうした事か.そういえば私の母も異様に握力が低く,子供の頃は彼女が絞ったぞうきんを受け取って軽く絞るだけでじゃーっと水が出るのが不思議だった.母は,流れ落ちる水滴を見ながら困ったように笑っていた.まさか遺伝するとは,不思議なものだ.
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雑事 : Comment (0)

ソフトかハードか

「そりゃ,あなたは電気系じゃなくて機械系だもの」
実際には情報系に所属していた私の,当時の助手の先生は当たり前のようにそう言って会話を終わらせた.

高所恐怖症でない人は想像力が欠如しているという.
一方の私は高いところが大好きで,目に見えるものしか信じられないのかもしれなかった.
あのとき確か,電気生理学と解剖学の話を
より正確には,fMRI-microneurogram-狂犬病ウィルスのcorrelation or causalityの話をしていて
私は一番Solidな立場で書生論を打っていた気がする.
実際には,一日中腰を据えて顕微鏡を眺めたことなど無いのに.

確かに手を動かすのが好きだ.
ハードウェアというか,配線とか電球交換とかに始まる修理系
いわゆる家庭で発生するお父さんの仕事全般を請け負ってきたので(しかしお金だけは稼げなかった)
そういうのが一番家族に喜ばれたのだろう.
逆に,今に至るまでソフトウェア開発は壊滅的に苦手で,
このソフト全盛期に何をやっているのだ感がある.

私は何が掴みたいのだろうか?
昔の人はなぜ,心が胸の位置にあると考えたのだろう?
ときどき感じる内臓の収縮,ヒヤッとしたりドキドキしたりじんわりしたり,そういうのが
あんまり鮮やかだから
何か手ごたえが欲しいから
それを信じようとしたのだろうか.
あるいはぐにゃりとした脳より赤い血の方が説得力があったか.

気付けば自分も当たり前に,完全にソフトの世界にいる
脳の研究をしているつもりだったけれど
先輩から心の研究だと直された.
どちらでもいいように今は思う
どうやったら示せるだろうか?どう示したいだろうか?
一人でできる事なんてないけれど,チームスポーツをやるにもポジションがある
ソフトかハードか

逡巡 : Comment (0)

リカバリ

Finally, やっと
ロランスが最後に言っていた言葉の意味を
少し 少しだけわかってきました。

自信はない
no, no confidence
でも、準備は出来てる
but ready

やっと
大量の命に囲まれて
エネルギーが満ちてきた

In all the good times
I find myself longing for change
And, in the bad times, I fear myself

I never meet the ground

雑事 : Comment (0)

sad girl

Science, science is not my thing.
But I addict to. I stick on it, sick at it
Yes it’s addiction. Purely so.

The reason is ridiculously simple, as common addiction things
Unbalance between pride and confidence
The typical trivial problem all the people have.
I’m filled by pointless pride with zero confidence, from the day 1 of my birth
I hate to be corrected
I hate to be pointed by someone from back
But I don’t have any confidence
My pride overwhelms me every single moment
And my lack in confidence make me pessimistic all the time
Suffer every moment
I just wanna make myself straight, supported by something reliable, something strong
And science looks crystal clear
No one talk behind it's back. Purely reliable.
Not just believed in science, I try to rely on it
Try to live for it
Only when I focus on science, for a moment, I forget to worry
No one cast blame on me, if only I do science, if only I’m with it.
For a moment I feel safe
I’m right, all right, I must be nothing but my science is something
I live for something important, something meaningful
My life is in vain but science is not. It will last.
Best option for weak people who cannot stand by themselves.
Now I admit that
I’m doing this NOT because I’m smart or have strong will or whatever,
No, all the explanations are postdicted
I’m here because I’m too weak to live
Weakness brought me here.

OMG, now I realize that I don’t have talent to stay here, but I have no where to go
That is not right, not at all.

I feel weird.
It’s not healthy. It’s too addictive.
I need to reconstruct relationship between me and science.
I need to stand by myself then I can do something for it.
Time to face it, I know

研究 : Comment (0)

自意識

姫野カオルコさんの「彼女は頭が悪いから」を読みました
正直辛かった。
『なんもしなくても大学名を言や、女のほうがパンツおろすのは東大だけなんだよ』
あたりまで読んで、本当に閉じようかと暫く迷いつつ、なんとか最後までいきました。

実際に起きた東大生によるわいせつ事件を下敷きにしたフィクションだそうです。
https://www.sankei.com/affairs/news/161026/afr1610260010-n1.html

というか、この事件の報道は覚えているのですが、そういえば自分も
眉をひそめた程度で
事件の異常性と、その背景をきちんと考えなかったなぁと
今さら反省しました。

途中、読みながら何度も不快感を覚えたのは
少なくとも私の知る範囲の(つまり極めて限定的な)東大生は
この本で描かれるような糞野郎ではなかったので
何でこの作者はこんな悪く言うんだろう、極端だな
という、心象の不一致から来るものでした。

でも、よく考えたら不一致当たり前で
私の周りでは(たぶん、幸いにも)あんな常軌を逸した事件は
起きていないからなのでした。
実際、あの事件は、確かに起きたわけで。

自分の想像力の限界を
トランプなんてとんでもない!ヒラリーに決まってる
と思っていた人たちの選挙後と同じそれを
感じます

あと個人的には、
自分の奥底に確かにあるであろう傲りを
きちんと監視していこうと改めて思わされました。
頭がゆっくりしているくせに、口だけ空回りする
注意し過ぎることはない性分なので…

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