奇跡としか言いようが無いのですが,たまたま今の職場には同世代かつ似た分野の人が集まっています。8年やってきてこれは新しい(みなさん視覚研究者ですけれど)。わたしたちにとって30代は怖いです。いつ死ぬんだろう,殺されるんだろう,と戦々恐々としながら生きる(べき)時期。こういう獏とした不安というのは絶対的な力で踏み消すしか無いのですが,なかなか自分の腕ではそれは難しくもあり。そんな明日をも知れない30sの四人でサーティーワンに行ってきました。
自分は注意力散漫なので,ArsElectronicaでリンツ遠征した際に自然と路面電車に轢かれかけたんですが,それよりよっぽどメーラーのタイトル一覧にDecision Letterを見つけたときのほうが冷や汗出る。という話が共感を呼びました(論文の採否を通告するメールのことです)。生きていて,あんなに心拍上がること無いです。幾つも来ている他の(どうでもいい)メールを片付けて,さーて,ひょいと。という何気なさを装って該当メールをクリックするんですが,ばくばくしている心臓は"I am sorry"とか"unfortunately"とかいう部分を見つけて一瞬停止します。ああ,やっぱりね。と遠くで声がする,それでも止まらない汗。
最近論文投稿していないな
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それでももういっかい。
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