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« その一言が聞きたくて | 空模様 »

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つれづれ

4月から会社員,7月から正式に今の部に配属となりました。
私は,制約一般にひどく弱いと自負していたのですが
いわゆる概念としての制約に対する拒絶反応は無いようなので
(そういえば,中高の頃も校則はよく守る生徒でした)
普通に出社しています。
土日勤務でちょこっと不思議な感じです。

と,いっても7月は夏休みだったので
実は,ほとんど何もしないままに,4か月分の給料を頂いています。
社会システムの円滑さと怖ろしさを同時に肌で感じますが
この,何となく直感に合わない気持ち悪さ,というのは
いたく環境依存なので
そのうち何も感じなくなってしまうのでしょう。でも
私は怠惰な人間なので
ちょっと気をつけておかないと,すぐ廃人です。

投げやりに聞こえるかもしれませんが
私は自分が独歩可能な存在だと思っていません。
常にインスパイア源を外に求めています。
個人プレーにしか興味は持てないのですが,併走者は必要だと考えます。

そのことに気づいてからもう大分,経ちましたが
運よく,環境に恵まれる日々です。
でも,環境だけよくても,大事なのは自分がどう干渉されるかですよね。

同期でもあった友人が,卒業を経て
オーストラリアに渡りました。
気付いたら,携帯電話も解約されていて
所属が変わると音沙汰なし,ってやつです。

まぁ,昔だったら当たり前なことなのですが
私は甘ちゃんなので
所属が変わるなら連絡くださいよ,と最初思ったのです。が
思った以上に,もう風の噂も届かない,という時代ではないのでした。
「僕の名前がクレジットされた論文は必ず毎年出版される
 所属はそこを見るのが一番正確。」
そのとおり。

この言葉にはもうひとつ
情報が出てこない人間の情報など,同業者としては無意味
という厳しい意味を含んでいます。

「思っているだけじゃ伝わらない,言葉にしないと」
という陳腐なプロットが,どうも私は好きではありませんが
仕事の話と成ると,好き嫌いで片付けられません。
動的に情報を発信していく権利と義務があり
それはもう呼吸のように生活の一部であるべきなのでしょう。

若手の先生として頑張っているひとつ上の優秀な先輩が
「日記を書くように論文を書け」と
周りの先輩先生方からプレッシャーをかけられると言っていました
ここでのプレッシャーは,よい意味で使っています。

ご存知,満足に日記もかけない体ですが
それを理由に足を洗うには,どうも
ここのお湯は捨てがたいのです。
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