久し振りにペンを執ります。
電子媒体を介するのに、変な比喩表現ですが
例えば私は今でも、慣れない数式を書くときなど
鉛筆を削るところから始めるため
可能であればこの作業もペンを握りたい心持ちです。
普段使いの言の定義というのは、案外と個人差や時間変化があったりして
その人の近い過去(つまり生活)を映し出すので面白いものです。
例えば、i の先に何を思うのか
もしかしたら、ソフトウェア至上主義を反映して
for文の変数カウンタをイメージする人が多いのかもしれません。
私の場合、元々はもう少し古くさいタイプで
大学では、周りに制御論をやる人が多かったことから
iは即座にinertia(慣性)の略語でした。
働き始めてから、それはintensity(刺激強度)にじわじわと染まりました。
何の話かというと
今や i をimaginary number(虚数)として用いることは殆ど無くなってしまった、と
相対性理論のルネサンスを聴いて思ったのでした。
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